英語も好きだしUSCPAに興味があるけど、合格したら日本では有利になるのかな？USCPAはアメリカの資格だし、日本で活動するなら他の資格の方がいいのかな？
僕はUSCPAに合格して日本で転職・在職中ですが、USCPAが日本で評価されるかは選ぶ業界・職種や転職時の条件によると思います。どんな場合有利になり、どのようなケースでは活かしにくいのかを考えてみましょう！
✔︎この記事の内容
- USCPAが市場から高い評価を受けるための条件
- USCPAが評価されやすいケース
- 当てはまると注意：USCPAが評価されにくいケース
✅本記事のコンセプト：USCPAが日本でどのような評価を受けるのかを考察。これからUSCPA取得を検討する、または合格済みで転職を考えている読者は自身の決断や転職活動のための情報を収集できる。
TwitterでもUSCPAやキャリア形成に関する有益な情報発信を頑張っています。良かったらそちらもチェックしてみてください！
Twitter ➡️➡️➡️ パラゴン＠USCPAのキャリア形成
USCPAの日本においての評価
米国公認会計士（USCPA）は米国の資格とはいえ、その存在は世界で認知されているので、もちろん日本でも高い評価を受けている資格です。
転職時には有利に働いてくれることでしょう。
本章では、そんなUSCPAを日本で活用・より高い評価を受けるための条件を紹介します。
結論をいうと、USCPAがどれほど評価されるのかは「年齢」「実務経験」「英語力」に大きく影響されます。どのような違いがあるのか、年代別にみてみましょう。
２０代はなんでもOK
２０代でUSCPA試験に合格していれば、たとえ関連する職歴がなくても「難関試験に合格した」という実績だけで高く評価されるでしょう。自分が進みたいキャリアを考えて自信を持って転職活動に臨めばよいと思います。英語が得意ならなお良しといったところです。
３０代は実務経験かパンチの効く強みが必要
３０代でUSCPAを取得し大きなキャリアアップを狙う場合、関連職の実務経験、もしくは他の強み（英語が得意・ITに詳しい・営業実績があるなど）があると動きやすいです。USCPAに限らず、２０代と３０代の転職事情には大きな壁が存在し、求められる条件が厳しくなります。
とはいえ、一般的な水準に比べるとUSCPAは３０代でも思い切ったキャリアアップが叶いやすい資格であり、「日本の転職市場で評価されるか」という問いに対して十分YESと答えられます。
４０代以降は実務能力＋マネジメント経験必須
４０代以降にUSCPAを取得・思い切った転職を検討する場合は関連職種での実務経験とマネジメント経験があると実現しやすい傾向にあります。
２０代、３０代はまだ職種未経験でもチャンスはいくらでもありますが、４０代以降はそうはいきません。企業がその年代の転職者に求めるのは即戦力であり、管理職としての採用が多いです。
逆にいうと、管理職の経験があり、実務経験のある職種にてUSCPAが活かせるなら、大幅なキャリアアップも可能だと思います。
USCPAが評価されやすい転職先
僕が転職活動中に転職エージェントから聞いた、USCPAが評価されやすい転職先を紹介します。
外資系企業
外資系企業は、USCPA合格者の多くが検討する転職先ではないでしょうか。
外資系企業への転職を検討するにあたり、USCPA＝会計資格だからといって、経理部にこだわる必要はありません。
営業や企画などに配属になってもUSCPAで学習したベースの知識や英語力を活かすチャンスはたくさんあります。企業と転職者の需給がマッチしやすいのが、外資系企業みたいです。
日系企業の国際部など
USCPA取得者で、特に英語が得意なら日系企業の国際関連部署も狙い目の転職先となります。
特に営業職はかなり高い英語力が求められる傾向にありますが、英語力を活かしたい人にとっては大きなやりがいがあります。。
もちろん経理職にも国際系の仕事はたくさんあるので、そちらで活かすのもいいと思います。
監査法人・会計事務所・アドバイザリー系
USCPAに合格すると、監査法人やアドバイザリー系への転職が可能になります。
BIG４と呼ばれる大手をはじめ、中小ファームからも多くの求人がUSCPAを対象に出ています。会計士としての専門的な経験を積みたいなら、まず検討するべき転職先でしょう。
僕の転職経験では、USCPAは会計知識というより、英語力や学習を通じて身につけた幅広いビジネス知識を活かした「国際力」で勝負する方が評価されやすいように感じました。
監査法人での仕事についてはぜひこちらも読んでみてください。
USCPAが評価されにくい転職先
残念ながら、USCPAが評価されにくい転職先も存在します。苦労して取得したからには存分に活かしたキャリア形成をしていきたいものです。
下記のような条件に当てはまる転職先は、USCPAが評価されにくい、もしくは採用されても関連性がないのでUSCPAを活かしづらい環境かもしれません。
国際色ゼロの環境
近年は少なくなっていますが、日本国内で完結する事業は多々存在します。
そのような会社では国際的な仕事は皆無なので、USCPAのような英語を絡めて活躍しようという人にとっては物足りないのではないでしょうか。
肉体労働や単純作業
USCPAが活躍できる重要な条件に、「コミュニケーションを要すること」があると思います。
いうまでもなく、ビジネス的なコミュニケーションが必要ない肉体労働や単純作業ではUSCPAは全く活かせません。むしろ体力や根性の勝負になるので、全然活躍できないかもしれません。
監査法人以外の士業の世界
税理士法人や司法書士事務所のような士業では高い専門知識が求められます。
採用されたとしてもUSCPAの知識では対応できないことが多いので、関連性はないと思った方が良いでしょう。
まとめ
USCPAが日本で評価され、活躍するにはどんな条件があるのかを考察しました。
結論、活躍の場は多く存在するので、転職やキャリア形成を考える時は慎重にその知識を活かせる道を選びましょう。そうすれば、大きく失敗することは少ないと思います。
USCPAは取得にお金と時間がかかり大変ですが、その分のリターンは十分得られる資格です。ぜひ有効活用して、自信が望むキャリアを実現していきましょう！
ここまで読んでくれてありがとうございます！
TwitterでもUSCPAやキャリア形成に関する有益な情報発信を頑張っています。良かったらそちらもチェックしてみてください！
Twitter ➡️➡️➡️ パラゴン＠USCPAのキャリア形成
